講演会アーカイブ 企画展 レポート 生き物に学び、くらしに活かす ―博物館とバイオミメティクス 講演 「鳥の色のバイオミメティクス」 山階鳥類研究所の 森本 元 先生 国立科学博物館(東京・上野 編集部 2016.05.21
Change perspective specimens for the future Learn More 鳥類 絶滅危惧Ⅱ類 VUクマゲラ ※1 採取地・年代は標本の記録情報に基づき記載しております。 クマゲラ 詳細 クリック ↓ 鳥類絶滅危惧Ⅱ類(VU)クマゲラ 北海道、青森県南部、岩手県北部、秋田県北部の森林に留鳥として生息する大型のキツツキ。大径木の幹に巣穴を掘り、5月上旬に産卵、卵は5月下旬に孵化し、幼鳥は6月下旬~7月上旬に巣立つ。主にアリ類などの昆虫を食べる。かつては山形県、宮城県、新潟県、福島県の各県でも記録されたことがあるが、現在は見られなくなった。 全長46cm。体は黒く、嘴は黄白色で、脚は黒い。オスの額から後頭部かけては赤く、メスでは後頭部だけが赤い。嘴は黄白色で、先端部は暗青色を帯びる。虹彩は淡黄色である。キタタキ(D. javensis richardsi)の胸と腹は白く、オスでは赤い顎線がある。それ以外のキツツキ類とは体の大きさや体の模様で識別できる。 北海道、青森県南部、岩手県北部、秋田県北部の森林に生息し、それぞれ大陸の個体群とは隔離している。かつては山形県、宮城県、新潟県、福島県の各県でも記録されたことがある。 レッドデータブック より引用 キツツキ目 キツツキ科クマゲラ 学名 Dryocopus martius martius サイズ 全長 400mm (参考) 収蔵先一覧 神奈川県立生命の星・地球博物館 収蔵標本 MAP