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魚類絶滅危惧Ⅱ類 (VU)
エゾトミヨ

※1　採取地・年代は標本の記録情報に基づき記載しております。　

エゾトミヨ　　詳細　クリック　↓

魚類
絶滅危惧Ⅱ類（VU）
タナゴ

日本では北海道に分布する。岩手県での記録もあるが、現在は絶滅している可能性が高い。国外ではロシア極東域に広く分布。平野部および湿地を流れる河川（中・下流）および細流の砂泥底中に生息。産卵は平瀬の礫底上で行われる。アロザイム分析により近縁種のカワヤツメ（L. japonicum）、スナヤツメ（L. reissneri）と判別可能。形態的特徴では、背鰭・尾鰭の黒色素胞分布や歯列、筋節数により近縁種から識別可能であるが、幼生個体においては、カワヤツメと判別が困難な場合もある。近年の河川開発による育成場の喪失および土砂流出による産卵床となるべき礫底の埋没、および水質汚濁による個体数・生息地の減少が危惧される。水産庁のデータブックでは希少種とされている。

環境省　レッドデータブック”タナゴ”　より引用

トゲウオ目　トゲウオ科
エゾトミヨ　学名　Pungitius tymensis (Nikolsky, 1889)
採取地　樺太
採取年月日　1931年8月　　サイズ　全長　37mm　　　
　　国立科学博物館動物研究部
脊椎動物研究グループ（魚類）　収蔵

トゲウオ目　トゲウオ科
エゾトミヨ　学名　Pungitius tymensis (Nikolsky, 1889)
採取地　北海道
採取年月日　1966年8月　　サイズ　全長　51mm　　　
　　国立科学博物館動物研究部
脊椎動物研究グループ（魚類）　収蔵

トゲウオ目　トゲウオ科
エゾトミヨ　学名　Pungitius tymensis (Nikolsky, 1889)
採取地　樺太
採取年月日　1931年8月　　サイズ　全長　59mm　　　
　　国立科学博物館動物研究部
脊椎動物研究グループ（魚類）　収蔵

収蔵先一覧

国立科学博物館動物研究部脊椎動物研究グループ（魚類）　収蔵

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