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魚類絶滅危惧Ⅰ類 (CR)
ウシモツゴ

※1　採取地・年代は標本の記録情報に基づき記載しております。　

ウシモツゴ　　詳細　クリック　↓

魚類
絶滅危惧ⅠA類（CR）
ウシモツゴ

未記載ではあるがPseudorasbora pumilaの１亜種で日本固有。本亜種の模式亜種にシナイモツゴ（P. p. pumila）がある。かつては濃尾平野一帯に広く分布していたが、近年では主生息地である池沼の荒廃、消失およびオオクチバス（Micropterus salmoides）、ブルーギル（Lepomis macrochirus）など捕食者の侵入によって激減している。本亜種の存続を図るためには、原生息地の保全と外来種の侵入防止、除去が望まれる。

オス（全長60～70mm）の方がメス（全長50～60mm）よりも大型に成長する。縦列鱗数は32～35、側線有孔鱗は前方の３～５枚に限られる。体側に１本の黒色縦帯を備えるが、オスは成熟すると不明瞭になる。また、成熟したオスは体色全体が黒ずみ、頭部に追星が発現し、メスでは腹部の黄色みが強くなる。

本亜種は、成長につれて体側の黒色縦帯が不鮮明になることで別亜種のシナイモツゴと、また側線が不完全であることによりモツゴ（P. parva）とそれぞれ区別される。

環境省　レッドデータブック”ウシモツゴ”　より引用

コイ目　コイ科
ウシモツゴ　学名　Pseudorasbora pumila subsp.
採取地　三重県
採取年月日　1996年10月　　サイズ　全長　48mm　　　
　　国立科学博物館動物研究部
脊椎動物研究グループ（魚類）　収蔵

コイ目　コイ科
ウシモツゴ　学名　Pseudorasbora pumila subsp.
採取地　三重県
採取年月日　1996年10月　　サイズ　全長　58mm　　　
　　国立科学博物館動物研究部
脊椎動物研究グループ（魚類）　収蔵

コイ目　コイ科
ウシモツゴ　学名　Pseudorasbora pumila subsp.
採取地　岐阜県
採取年月日　1955年4月　　サイズ　全長　44mm　　　
　　国立科学博物館動物研究部
脊椎動物研究グループ（魚類）　収蔵

コイ目　コイ科
ウシモツゴ　学名　Pseudorasbora pumila subsp.
採取地　三重県
採取年月日　1998年8月　　サイズ　全長　40mm　　　
　　国立科学博物館動物研究部
脊椎動物研究グループ（魚類）　収蔵

コイ目　コイ科
ウシモツゴ　学名　Pseudorasbora pumila subsp.
採取地　岐阜県
採取年月日　　　サイズ　全長　62.8mm　　　
　　国立科学博物館動物研究部
脊椎動物研究グループ（魚類）　収蔵

収蔵先一覧

　国立科学博物館動物研究部脊椎動物研究グループ（魚類）　収蔵

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