SITE INFO
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スタッフ紹介
管理人 中村浩二 (写真家)
自分の技術を生かして絶滅危惧標本のアーカイブを作ることを目標にこのサイトをたちあげました。趣味はスキューバーダイビングと映画鑑賞、美術鑑賞あんまり人に自慢できることは取り立ててないですがこのサイトをとおして多くの人に絶滅、絶滅危惧生物に興味を持ってもらいたいと思っています。
社団法人 日本写真家協会会員

多様性希少標本ネットワークの理念と趣旨
自然保護の高まりとは裏腹に外来種の増加や都市開発の煽りを受けて、多くの生物が絶滅の危機に瀕しています。これらの状況を改善し種の保存活動が大きなテーマとなっている今日、もう一度絶滅動物の存在意義を再認識し自然保護の指針を見出す必要性があるのではないかと思っています。環境省が認定しているレットデータブックの絶滅種は少なくなく、さらに絶滅危惧種に至っては大きな改善にいたっていないのが現状です。これらの状況を鑑み、自然保護の改善は急務であると同時に、もう見ることができない絶滅動物の標本をアーカイブ化させ、よりわかりやすく閲覧できるようにすることは急務であると考えます。あわせて、全国に点在している絶滅危惧種に指定されている希少性の高い標本情報も重要であり、それらを取りまとめネットワークをつなぎ、情報を共有させればより広く情報を提供できると考えています。また本業の写真家として、標本を魅力的に撮影することに重点をおき、人に感動を与えられるような、標本自体に新たな価値を付与できる形で発表していくことを考えています。
絶滅動物、絶滅危惧動物標本のアーカイブ
全国には、絶滅動物の標本を保存している機関は、博物館や研究機関などに限られています。それらの機関と連携し絶滅動物を撮影することを第一に活動を進めていきます。また、それら撮影したものをまとめ一覧できるようにすることで、より多くの人に興味を持ってもらい、問題を提起しながら絶滅動物と危惧されている動物ともあわせ自然保護意識の啓蒙活動に従事していくことをテーマに進めていきます。



トゲウオ目 トゲウオ科
ミナミトミヨ 学名 Pungitius kaibarae (Tanaka, 1915)
採取地 京都府
採取年月日 1931年1月 サイズ 全長 21mm
国立科学博物館動物研究部
脊椎動物研究グループ(魚類) 収蔵


ネットワーク
全国に点在する標本を元に希少性の高い多様性生物の標本ネットワークを作り、各地で行われているセミナーやイベントなどを紹介。多くの人に情報を共有できるようにしていきます。参考にさせていただきました図書およびサイト一覧国立科学博物館 魚類研究室 :UODAS日本の絶滅のおそれのある野生生物 レッドデータブック 環境省編標本学 自然史標本の収集と管理 東海大学出版会クイズ レッドリストの生き物たち 永戸豊野著 合同出版日本絶滅危機動物図鑑 レッドデータアニマルズ JICC出版局絶滅危惧の昆虫辞典 川上洋一著 東京堂出版生物多様性情報システム 環境省
著作権に関して
当サイト上のコンテンツの著作権は作者に属します。許可なくこれらのコンテンツを再配布・販売することを禁止します。また、掲載した標本資料に関しては各収蔵機関の承諾なしに再配布することは遠慮ください。
レッドデータブックについて
環境省から出ているレッドデータブックには各分類ごとに爬虫類・両生類、哺乳類、汽水・淡水魚類、鳥類、昆虫類、甲殻類等、クモ形類・多足類等、植物I、植物II版の計9巻のレッドデータブックが刊行されています。その本のタイトルからもわかるように日本の絶滅のおそれのあるレッドリストを基に日本の絶滅・絶滅の恐れのある野性生物についてその生息状況を知ることができる唯一の基礎資料なのです。レッドデータブックの歴史は1991年に初めてレッドデータブックが取りまとめられ、その後、情報の集積、野生生物の状況の変化、世界基準との整合等を考え、動植物全体にわたって見直しがおこなわれ、2000年にレッドリストの改訂が完了し、まず「2000爬虫・両生類レッドデータブック」が刊行されました。
現在では、環境省から発刊されているものとは別に、各県で独自に調査しまとめられたレッドデータブックが刊行されています。
標本とは?
標本の種類と重要性
標本にはさまざまな形のものがあります。たとえば動物の標本では博物館などに展示されている本剥製、研究用に使用される仮剥製、そのはか骨格標本、毛皮標本、羽標本、巣標本、卵標本等です。そのほか魚の標本でほアルコール液に沈めた液浸標本等がよく知られています。
国立科学博物館の魚の標本収蔵庫には国内外を問わず多くの希少な
標本が収蔵されています。
また最近ではDNA情報の分析のために生物の一部を標本として保存され生物の多様性や固有種の歴史解読のため遺伝子のモニタリングもなされようとしています。こうした標本は、いつどこにどんな生き物が生息していたのかという最も確実な記録となります。それぞれの地域に、どのような生き物が生息しているのかを把握し記録するためには標本は重要な資料になるのです。また、将来にわたって新たな発見が期待される研究素材であるばかりでなく、研究の結果得られた論理・結論を保証する物的証拠でもあるのです。このように標本は私たちが大切にしていけなければならないかけがいのない知的財産であり守り続けなけなければいけないのです。
謝辞
活動に際し多くのみなさまにご協力をいただきまことに感謝を申し上げます。
国立科学博物館 国立科学博物館魚類研究室:UODAS 森林総合研究所 山階鳥類研究所
環境省 生物多様性センター 那須野が原博物館 奈良女子大学 理学部生物科学科
滋賀県立琵琶湖博物館 千葉県立中央博物館 東京大学大学院農学生命科学研究科
群馬県立自然史博物館博物館 同志社高等学校 栃木県立博物館 埼玉県立自然の博物館
神奈川県立生命の星・地球博物館 国立科学博物館筑波実験植物園
神奈川県立小田原高等学校 三島池ビジターセンター (順不同)
Renovation Plan
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