石灰岩の露岩の岩隙に生じる常緑性シダ。根茎は隆起サンゴ礁の石灰岩の岩隙に着生し、葉をやや相接してつけ、葉柄は長さ5-10cm、まばらに腺毛があり、基部は密に鱗片をつける。葉身は長さも幅も3.5-12cm、三角状長楕円形、2-3回羽状複生。葉の各部に腺毛があり、胞子嚢群は裂片の辺縁と中肋の中間に生じ、包膜は円腎形か馬蹄形。