チョウセンアカシジミ ♀
国内では岩手、山形、新潟の各県の一部に局地的に分布する。典型的な里山のチョウで、開発や圃場整備、道路の拡張等により生息地が破壊されるなどして、絶滅したり、減少している地域が多いが、保全活動も各地で行われている。
分布域について、岩手県では太平洋岸(久慈市〜宮古市)と内陸(雫石町など)、山形県では北部(新庄市)と南西部(小国町など)に分布していたが、新庄市などでは絶滅した。新潟県では岩船郡関川村など一部に分布する。なお、三条市でも見られるが、これは人為的に放蝶されたものである。