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シビカナワラビ   



シダ植物・オシダ科(Dryopteridaceae)
シビカナワラビ 学名  Arachniodes hekiana
”絶滅危惧植物展” 2006年10月
科学博物館つくば実験植物園 にて


暖地の山地の林下に見られる常緑性シダ。オオカナワラビに似て、葉柄に鱗片は少ない。葉身は2回羽状複生し、卵状楕円形、長さ35-75cm、側羽片は5-10対。最下羽片の下向きの第1小羽片は羽状に中裂し第2小羽片と同じくらいの大きさで、オオカナワラビのように特に伸長して羽状複生となることはない。また、胞子嚢群は小羽片の中肋と辺縁の中間か、やや辺縁寄りにつき、包膜の辺縁は全縁。固有種。

レッドデータブック 維管束植物 より引用

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