山地林下の湿った場所に生える常緑性シダ。葉柄は長さ20cmに達し、下部に鱗片がある。葉身は2-3(-5)対の側羽片と、それと同形同大の頂羽片からなる単羽状、長さは20cmに達し、幅は長さよりやや小さく、卵形となる。胞子嚢群は羽片の中肋に接するところから辺縁近くまで伸び、長さ1-1.5cm、包膜はチャセンシダ型。