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コウノトリ目 サギ科
チュウサギ 学名 Egretta intermedia intermedia (Wagler, 1829) 
採取年月日1998年10月3日 サイズ 全長 500mm (参考)  
採取地 茨城県   
ミュージアムパーク 茨城県自然博物館 収蔵標本 
 




全長は約56〜72cm。雌雄同色。全身白色で、繁殖期には胸と肩羽に飾り羽が生じる。嘴はやや短めで、繁殖期には黒色で目先は鮮黄色。非繁殖期の嘴は黄色。脚は長く黒色。

種チュウサギ(Egretta intermedia)はアジア、アフリカ、オーストラリアに分布し、北部の個体は冬期南へ渡る。3亜種に分けられ、日本で繁殖する本亜種が基亜種である。日本で繁殖する個体の多くは、フィリピンへ渡って越冬する。かつてはシラサギ類コロニーの中で優占種であったが、1970年代以降は全国的に減少している。1991〜92年の全国調査では、秋田県以南の25の都道府県で延べ109ヶ所のコロニーで確認され、総数は2,569羽であった。サギ類全体で本亜種の占める割合は、9.9%であった。食物は昆虫類が多く、次いで魚類との報告がある。農薬汚染などによって餌動物が減ったこと、宅地開発などによって繁殖できる林が伐採されることが、個体数の減少に影響していると考えられる。




環境省 レッドデータブック ”チュウサギ” より引用
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