繁殖期には山地の林にすみ、秋冬期には平地から山地の林にいて、農耕地や市街地にもときどき出現する。繁殖は年1回で、巣は3月に針葉樹とくにアカマツの太枝のつけ根などに、縦60〜70cm、厚さ55cm程に小枝を組んで作る。一腹産卵数は3〜4卵で、卵は淡青色または淡青灰色で無斑。抱卵日数は35〜38日で、主にメスが抱卵する。巣立ちまでの日数は約70日である。餌は鳥類が約90%で、哺乳類が約10%である。鳥ではキジ類から小鳥まで、哺乳類ではノウサギ、リスなどを捕食する。
環境省 レッドデータブック”オオタカ” より引用