被子植物・単子葉類・ラン科
ムカゴトンボ 学名 Habenaria flagellifera
採取地 千葉県
採取年月日 1933年10月5日 サイズ 全長 23cm 標本左
千葉県立中央博物館 収蔵標本
日当りのよい湿地に生える地生ラン。茎は高さ20-50cm。葉は茎の下方に集まる傾向があり、下部の3-5枚は広披針形で鋭尖頭、長さ4-10cm、上部のものは鱗片状で小さく、数個が茎に圧着する。9-10月、やや多数の花を穂状につける。花は淡緑色、径5-6mm。唇弁は4mm位、基部近くで3裂。
18メッシュのうち4メッシュで絶滅し、10メッシュで現状不明である。現存する個体は3メッシュで数個体ずつ、1メッシュで数十個体のみである。土地造成・湿地や草地の開発・園芸用の採集などにより減少傾向にある。
環境省 維管束植物レッドデータブック ”ムカゴトンボ” より引用
|