被子植物・双子葉類・離弁花類・ヒメハギ科
オオカナメモチ 学名 Photinia serrulata
採取地 東京都
採取年月日 1964年4月19日 サイズ 全長 26cm
千葉県立中央博物館 収蔵標本
高さ4-10mに達する常緑の高木。葉は革質、長楕円形、長倒卵形または卵状楕円形、長さ10-20cm、縁には基部を除いて鋭い細鋸歯がある。花序は複散房状で、頂生し、多数花をつけ、径10-16cm。花は白色、径6-8mm、4-5月に咲き、果実はほぼ球形、径6mm、紅紫色に熟す。
4カ所の自生地のいずれにおいても、最近の調査では発見されていない。園芸用の採集のために絶滅したものと考えられる。このためレッドリストではEWとされた。しかし、かつての自生地以外の場所で少数個体が再発見されたため、判定をCRに修正する。
環境省 維管束植物レッドデータブック ”オオカナメモチ” より引用
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