| HOME | サイトマップ | ヘルプ | 
サイト内検索 Powered by Google
哺乳類 鳥類 魚類 昆虫類 甲殻類 特別版 植物&土壌
貝類 植物 希少標本
 
貝類 絶滅危惧U類
(VU)

ミズコハクガイ



マツシマクチミゾガイ
ミズコハクガイ
ヤマトキバサナギガイ
ナタネキバサナギガイ
ミヤマヒダリマキマイマイ
ミカワマイマイ
カタマメマイマイ
ヤグラギセル



基眼目(モノアラガイ目) ヒラマキガ科
ミズコハクガイ 学名  Gyraulus soritai
 採取地 群馬県 
採取年月日 1980年4月19日  サイズ  全長 3mm 
 群馬県立自然史博物館 収蔵標本




1976年の記載以来、分布域は広いものの報告例がきわめて少ないヒラマキガイ類である。生息環境が主に湿地や山際の水田など、いずれも湧水が生じている場所であるが、圃場整備や土地改良によって、こういった湧水環境は著しいスピードで消失している上に、生息密度がきわめて低い水生貝類である。

殻径4mm、殻高1.5mm前後の円盤形で、臍孔は緩やかに盛り上がり、殻頂は大きく開口する。殻口は横に長く開口し、底唇は緩やかな弧を描く。外観は和名のごとく、陸生貝類のコハクガイ(Zonitoides arboreus)に類似する。



関東・北陸地方から四国にかけて報告あるいは未公開情報があるが、山地は飛び地的で、各都道府県での既知産地も1乃至2ヶ所程度でしかない。日本固有種。



環境省 レッドデータブック”マツシマクチミゾガイ” より引用


トップ | ご意見 | ヘルプ

Copyright(c)2006- a specimen room. . All Rights Reserved.