貝殻は小さく、殻高約2.5mm、殻径約2mm。螺塔は高く、殻頂は円い。螺層はよく膨らみ、縫合は深くくびれる。同属の別種と比較して、やや大型で太短く、外観は球形に近い印象がある。殻表は滑らかで、半透明の茶褐色。成貝では殻口は強く反転し、殻口内に多数の歯ができる。殻口内には1本の強いparietal
lamellaと小さなangular lamella、軸唇に1本の強いcollumelar lamella、内唇の内側に2本の大きな palatal
plicaeがある。外唇は内側に凹む。
北海道、本州、四国、九州にかけての広い範囲から報告されている。台湾から本種の別亜種が記載されている。