ヤマトキバサナギガイ
貝殻は小さく、殻高約1.5mm、螺塔は高い。殻口内には1本のparietal lamellaとcollumelar lamellaと2本の小さなpalatal plicaeがある。本種は長らくキバサナギガイV. hiraseiと混同されてきた。日本各地の標本を見直したところ、本種の報告例の大半が誤同定であることが判明した。本種の正確な分布、生息状況については、標本の再検討が必要である。