| HOME | サイトマップ | ヘルプ | 
サイト内検索 Powered by Google
哺乳類 鳥類 魚類 昆虫類 甲殻類 特別版 植物&土壌
貝類 植物 希少標本
 
貝類 絶滅危惧U類
(VU)

ナタネキバサナギガイ



マツシマクチミゾガイ
ミズコハクガイ
ヤマトキバサナギガイ
ナタネキバサナギガイ
ミヤマヒダリマキマイマイ
ミカワマイマイ
カタマメマイマイ
ヤグラギセル



柄眼目(マイマイ目) キバサナギガイ科
ナタネキバサナギガイ 学名  Vertigo eogea eogea Pilsbry, 1919
 採取地 埼玉県 
採取年月日 1984年7月1日  サイズ  全長 1mm 
埼玉県立自然の博物館 収蔵標本




本種は各地の湖沼、池、休耕田などの湿地に生息する。本種の生息環境は開発によって急速に失われつつあり、早急な保護が必要である。


貝殻は小さく、殻高約2.5mm、殻径約2mm。螺塔は高く、殻頂は円い。螺層はよく膨らみ、縫合は深くくびれる。同属の別種と比較して、やや大型で太短く、外観は球形に近い印象がある。殻表は滑らかで、半透明の茶褐色。成貝では殻口は強く反転し、殻口内に多数の歯ができる。殻口内には1本の強いparietal lamellaと小さなangular lamella、軸唇に1本の強いcollumelar lamella、内唇の内側に2本の大きな palatal plicaeがある。外唇は内側に凹む。



北海道、本州、四国、九州にかけての広い範囲から報告されている。台湾から本種の別亜種が記載されている。




環境省 レッドデータブック”ナタネギバサナギガイ” より引用

トップ | ご意見 | ヘルプ

Copyright(c)2006- a specimen room. . All Rights Reserved.