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エツ



ニシン目 カタクチイワシ科 
エツ 学名 Coilia nasus Temminck et Schlegel, 1846
採取地 福岡県
採取年月日 1899年  サイズ 全長 260mm   
  国立科学博物館動物研究部
脊椎動物研究グループ(魚類) 収蔵



有明海湾奥部とそこに注ぐ河川の感潮域のみに分布する日本固有種。最大全長400mmになる。成魚は筑後川感潮域の上流部で5〜7月に球形分離卵を産む。卵と仔稚魚は潮汐流に乗って感潮域を漂い、その孵化率と生残率は低塩分水中で高い。全長50mmを超えると、耐塩性が増し海に降って成長する。終生動物プランクトン食。筑後大堰の建設は本種の産卵域を狭め、そこからの取水やダム操作が繁殖と仔稚魚の生残に影響を与える可能性がある。また佐賀、福岡両県では、5〜7月にエツ流し刺網漁が許可され、漁獲圧が高い。1980年代半ばから漁獲量は低迷を続けている。海域では本種を対象とする漁業規制がない





環境省 レッドデータブック”エツ” より引用


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