全長30cm。頭部は黒褐色、体は青緑色で、翼の初列風切羽に大きな白斑がある。嘴は幅広く、赤い。脚も赤い。
夏鳥として4月下旬〜5月中旬に渡来する。低山帯の針広混交林や落葉広葉樹林(ブナ林)に生息するが、スギの古木のある社寺林で見られることが多い。地上7〜16mの樹洞や建造物の隙間に営巣し、繁殖に巣箱、橋梁、ダムの排水口を利用することもある。枝にとまっていて飛び上がっては昆虫などをとり、食べる。5月下旬〜7月上旬に3〜5卵を産む。抱卵期間は22〜23日で、育雛期間約20日で巣立つ。親は営巣している巣の周辺から貝殻や瀬戸物の破片をとり、胃石として餌とともに雛に与えるような習性がある。