全長170mmに達し、日本でもっとも大きくなるシラウオ科の1種である。背鰭鰭条数11〜13、臀鰭鰭条数26〜32、脊椎骨数72〜76、鰓耙数8〜14。体は伸長しよく側扁する。頭部は強く縦扁し吻が鋭い。上顎は下顎よりも長いが、その後端は眼の前縁下に達しない。両顎、下顎前縫合突起と口蓋骨は歯を持つ。幽門垂がない。鰾は細長く、消化管とつながる。体はほぼ無色透明で、死後、白くなる。オスの成魚には臀鰭の基部に鱗が20〜25存在する。他の日本産シラウオ科魚類とは、筋節数と背鰭の位置が異なる。
環境省 レッドデータブック”アリアケヒメシラウオ” より引用