オス(全長60〜70mm)の方がメス(全長50〜60mm)よりも大型に成長する。縦列鱗数は32〜35、側線有孔鱗は前方の3〜5枚に限られる。体側に1本の黒色縦帯を備えるが、オスは成熟すると不明瞭になる。また、成熟したオスは体色全体が黒ずみ、頭部に追星が発現し、メスでは腹部の黄色みが強くなる。
本亜種は、成長につれて体側の黒色縦帯が不鮮明になることで別亜種のシナイモツゴと、また側線が不完全であることによりモツゴ(P.
parva)とそれぞれ区別される。
環境省 レッドデータブック”ウシモツゴ” より引用