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アリアケヒメシラウオ
 


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サケ目 シラウオ科
アリアケヒメシラウオ 学名 Neosalanx reganius Wakiya et Takahasi, 1937
採取地 熊本県
採取年月日 1968年3月  サイズ 全長 56mm   
  国立科学博物館動物研究部
脊椎動物研究グループ(魚類) 収蔵



有明海に注ぐ筑後川と緑川のみに分布する日本固有種。主に感潮域上流部の淡水域にすむ。年魚で砂地で産卵すると考えられる。筑後大堰の建設はこの魚の生息域を狭め、また、淡水の取水量が増えたことはその生存を脅かしている。農薬など化学物質の流入や富栄養化も、本種の減少に影響したであろう。緑川は元来、生息量がきわめて少ない。

体長40〜60mmでヒメシラウオ属中もっとも小さい。背鰭鰭条数13〜14、臀鰭鰭条数23〜29、鰓耙数13〜14、脊椎骨数52〜56。幽門垂はなくオスの臀鰭基部に鱗が並ぶ。体は細長くやや側扁かつ頭部は少し縦扁するが、その程度は他のシラウオ科より弱い。吻は丸く下顎は上顎より長い。下顎前縫合突起がない。両顎には微小な歯を備える。体は無色透明。オス成魚はメスより頭が大きく、体高も少し高い。

環境省 レッドデータブック”アリアケヒメシラウオ” より引用
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