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キジ目 ライチョウ科
ライチョウ 学名 Lagopus mutus japonicus
  サイズ 全長 330mm (参考)  
 




中型の鳥で、日本では本州中部の高山のハイマツ帯に生息し、主に植物質の食物を食べている。生息数は約3,000羽と言われているが、生息地の多くでは観光客の立入などで生息環境が悪化している。これまでに白山、中央アルプス、八ヶ岳、蓼科山では絶滅したと考えられている

全長37cm。オスの夏羽では頭部、頸部、肩、背は黒色と黒褐色のまだら模様、胸は灰褐色と黒色のまだら模様で、腹部は白色、腰と上尾筒は灰褐色で黒色の横斑があり、尾羽は黒く、翼は白い。目の上には赤い肉冠がある。冬羽では尾羽と目の前後が黒色で、それ以外はほぼ全身白色である。メスの夏羽では翼と腹部中央が白く、尾羽が黒いほかは、ほぼ全身黄褐色、黒色、白色のまだら模様、冬羽では尾羽が黒く、他は全身白色である。エゾライチョウ(Tetrastes bonasia vicinitas)のオスでは顎が黒く、雌雄とも腹部も褐色、黒色、茶色のまだら模様である。

種ライチョウ(Lagopus mutus)は、ユーラシア大陸のヨーロッパから極東北部にかけてと北アメリカのツンドラ帯、北千島、アリューシャン列島などに広く分布する。本亜種は、本州中部の高山のハイマツ帯に分布する。


環境省 レッドデータブック より引用

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