|
|
掲載リスト |
|
|
|
|
|
はじめに |
魚の撮影編 |
|
ここでは、魚の標本をきれいに撮影していくための方法を紹介していきます。標本はとてもデリケートなものなので細心の注意が必要です。特に魚の標本は液侵標本が中心なので撮影中標本が乾燥しないよう光源や撮影方法に注意しながら進めていきましょう。 |
|
撮影を始める前に
事前に準備してしおくものとしては透明アクリル版とプラスチック製の容器があると便利です。また、撮影にはデジタルカメラを用いることでフィルム交換のタイムロスを少なくし迅速に撮影できるようなります。またデジタルカメラを使用する場合ホワイトバランスの調整は必ず行っておきましょう。この作業を行っていないとせっかく撮影した標本の色が実物の色と違う場合があるので注意が必要です。
準備していくもの
・カメラ(一眼デジタルカメラ)・マクロレンズ(接写用)・ 透明アクリル板 ・プラスチック容器 サイズ 大 中 小 ・タオル ・撮影台 ・白い紙(ケント紙) ・黒い紙(ウールペーパー) ・筆(魚の乾燥防止のため) ストロボ
|
|
撮影手順 |
|
|
撮影に使用する光源はストロボを使用するのがベストです。特に大型のストロボを使えば閃光時間も短く光の熱による標本の乾燥も防ぐことができ手ぶれなどの失敗も少なくなります。
【解説】
◆今回の撮影では標本に左右対称になるようストロボをセットし上部に光を当てられるよう補助光を入れています。
|
|
外部電源(ジェネレーター)
【解説】
大型ストロボを使う場合ストロボの光源部分と電源部分が分離しているのが普通です。この電源(ジェネレーター)では三灯一度に使用することができます。 |
|
ヘッド(発光部)
【解説】
発光部分にはリフレクターと呼ばれる光を拡散するものがついています。このリフレクターを変更することで光の及ぶ範囲を調整します。魚を撮影する場合スポット光になるよう調整します。
|
|
標本の乾燥を防ぐために溶液を入れたプラスチックの容器を準備しておきましょう。このようにしておけば溶液に浸した状態で撮影できます。
|
|
プラスチック容器の下に透明のアクリル板をひいて撮影を進めていきます。このようにすることで、ベースのアクリル板と標本の分離が容易になり移動が簡単におこなえます。また、掃除も容器だけを洗えばよくきれいな状態で撮影が可能です。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|