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 特別版 土壌&植物

鳥類 絶滅危惧IB類(EN)

オジロワシ

 

 

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鳥類

絶滅危惧IB類(EN)

オジロワシ

北海道の海岸や湖沼周辺で繁殖する大型のワシ。魚類や水鳥を餌にし、冬期は漁業活動から供給される餌にも依存する。冬期にはロシア極東で繁殖した個体も渡来し、北海道や本州北部で越冬する。北海道の営巣地はやや増加傾向にあるが、繁殖は必ずしも安定していない。

 

 

大型のワシ類で全長69~92cm。翼開長200~245cm。メスはオスより大きい。成鳥は全身が茶褐色だが頭部から胸にかけてクリーム褐色。尾羽はややくさび形で白い。嘴は黄色。脚と虹彩も黄色。雌雄同色。若鳥は全身褐色から黒褐色。嘴は灰黒色で年齢が進むにしたがって黄色みを増す。オオワシ(H. pelagicus pelagicus)とは羽色の違いのほか、嘴がやや小さいことや尾羽が扇形に近いこと、飛翔時に翼が一枚板のように見えることから見分けられる。

 

北海道の営巣地は1990年代に入ってやや増加傾向にあり、1999年現在確認されている営巣地は56ヶ所である。冬期北海道と本州北部で越冬するオジロワシは550~850羽で、1980年代から90年代への越冬個体数の変化はオオワシほど大きくない。極東全体の正確な個体数は不明である。

 

 

環境省 レッドデータブック より引用

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