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 特別版 土壌&植物

貝類 絶滅危惧Ⅱ類(VU)

ナタネキバサナギガイ

 

 

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採取地別標本

貝類

絶滅危惧Ⅱ類

(VU)

ナタネキバサナギガイ

本種は各地の湖沼、池、休耕田などの湿地に生息する。本種の生息環境は開発によって急速に失われつつあり、早急な保護が必要である。

 

 

貝殻は小さく、殻高約2.5mm、殻径約2mm。螺塔は高く、殻頂は円い。螺層はよく膨らみ、縫合は深くくびれる。同属の別種と比較して、やや大型で太短く、外観は球形に近い印象がある。殻表は滑らかで、半透明の茶褐色。成貝では殻口は強く反転し、殻口内に多数の歯ができる。殻口内には1本の強いparietal lamellaと小さなangular lamella、軸唇に1本の強いcollumelar lamella、内唇の内側に2本の大きな palatal plicaeがある。外唇は内側に凹む。

 

 

 

北海道、本州、四国、九州にかけての広い範囲から報告されている。台湾から本種の別亜種が記載されている。

 

 

 

 

環境省 レッドデータブック”ナタネギバサナギガイ” より引用

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