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開館15周年記念特別展示
いばらきの自然を語る―博物館に集うコレクションと人々―が開催
期間 2009年1月31日(土)〜2月22日(日)
会場 ミュージアムパーク茨城県自然博物館にて
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ミュージアムパーク茨城県自然博物館にて1月31日〜2月22日までの期間 開館15周年記念特別展示 いばらきの自然を語る―博物館に集うコレクションと人々―が開催されている。
1994年に開館した同館は現在、茨城県下の自然史研究の発信源となり多くの情報を発信しているが、今回の展示会では、茨城県の自然史研究に携わった多くの研究者の方や団体の存在をクローズアップ。開館以前の貴重な研究者の資料と研究成果、また博物館における標本の果たす役割を同館に収蔵されている普段では見られないタイプ標本などとともに紹介している。
展示の構成は、第1部―標本が語る茨城のナチュラルヒストリー ― 第2部は ―標本は永遠の宝物― 第3部 ―茨城のナチュラルヒストリーのこれから― の3部構成からなりそれぞれのコーナーで研究者たちのフィールドワークであつめた標本や資料を見ることができる。
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開会当日1月31日にはオープニングセレモニーが行われた。挨拶に立ったミュージアムパーク茨城県自然博物館館長、菅谷博氏は―開館以前から茨城の自然史研究を知ることができる資料を展示し、その中には、日本最古の地層(岩石標本)のほか貴重な標本を見ることができます。長年自然史研究を牽引し携わったパイオニアの皆さんの活動があってこの博物館が支えられており、今後も今まで支えられた成果を踏まえこれから博物館がどのような研究を行っていくか、皆さんと共に考えていきたいと思っております。―と語った。
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ミュージアムパーク茨城県自然博物館
菅谷博館長の挨拶
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ミュージアムパーク茨城県自然博物館
友の会会長 堀内孝雄氏
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また博物館の長年のパートナーとしご活躍の博物館友の会会長 堀内孝雄氏からは ―長年積み重ねた資料を見せられることがとてもうれしくてたまりません。(博物館が)自然史研究の中心的な場所になることを祈っています。―と挨拶した。
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オープン前に行われたクス玉割り
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会場全景
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展示開場に先立って行われたクス玉割には、今回の展示に関わった先生方と来館者代表の子供たち来賓の方々と菅谷博館長とで和やかな雰囲気で行われ、クス玉が割られると集まった人々から拍手がわいた。
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ヒタチクマガイソウ |
ヒヌマイトトンボの標本と解説
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本展示の特徴は茨城県の自然史研究の系譜を資料と共に見られる点と、タイプ標本が展示されている点だろう。
会場入るとすぐ茨城大学名誉教授鈴木昌友先生が1980年命名された「ヒタチクマガイソウ」のタイプ標本が展示されている。また、茨城県涸沼で初めて発見された茨城町指定天然記念物「ヒヌマイトトンボ」の発見時の資料が展示され地道な研究成果を標本とともに見ることができる。
地層のコーナーでは日立市において日本最古の地層を発見した日立市出身の茨城大学教授、田切美智雄先生を岩石標本と共に紹介するコーナーなど、植物、地学、動物など長年携わってきた研究者の方々の成果を資料と共に知ることができる展示になっている。
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日本最古の地層
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霞ヶ浦ふれあいランド水の科学館副館長
外岡建夫氏
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また、午後から行われた記念イベント「茨城のナチュラリストに聞く」と題したシンポジュウムには自然史研究のパイオニア6人のパネラーが順に公演を行った。その中で外岡建夫氏は「霞ヶ浦北浦の生きものとともに」と題しておこなった講演で、長年にわたる霞ヶ浦調査の記録から霞ヶ浦の水草やカラスガイを例に生息域が失われている現状など紹介し自然の大切さを訴えた。
公開は2月22日まで茨城県自然史の系譜と未来に繋ぐ研究資料の多くを是非ご覧いただきたい。
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開館時間:午前9時30分〜午後5時(入館は午後4時30まで)
休館日:毎週月曜日
入館料:一般 520円(420円)・高校・大学生 320円(200円)・小・中学生100円(50円)
※( )内は20名以上の団体料金です。
※毎週土曜日は、小・中・高校生入館無料です。
詳しい休館日、料金については直接お問い合わせください
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問い合わせ先 ミュージアムパーク 茨城県自然博物館 TEL 0297-38-2000 |
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展示資料 |
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